文書名 | 付属文書指標 |
文書コード | A—SRCL-B-CH |
版 | 1.0 |
対象者 | 農場認証保有者 |
強制力 | 拘束力のある文書 |
発効日 | 2025年10月1日 |
失効日 | 別途通知があるまでの間 |
公開日 | 2025年3月3日 |
本文書の発行により廃止される文書 | 該当なし |
本文書の内容について
この付属文書には、レインフォレスト・アライアンスの持続可能な農業基準の要件1.7.1の実施に関連する、追加の拘束力のある内容が含まれています。農場認証保有者が毎年収集し提出しなければならない指標について、概要を説明しています。特に明記されていない限り、収集されるデータには、認証保有者の認証周期の当年の、前年に該当する1年間のものが反映されます。この期間は、前回または次回の報告期間との重複や抜けがない、連続する12カ月間を意味するものです。
本文書を用いるべき時と使い方
本文書は、レインフォレスト・アライアンスの持続可能な農業基準の要件1.7.1に関係して求められる指標について、および適切かつ正確にデータを収集する方法についての情報を、認証保有者に提供します。また、認証機関も、本文書を参照することで、実施に必要な事項をより深く理解することができます。
本文書は、分かりやすさを重視し、すべての人が使えるようにするため、概要情報のみを記載しています。より詳細な情報は、レインフォレスト・アライアンスの「手引き書:データ項目」およびその他の関連する手引き書をご覧参照ください。用語の定義は、レインフォレスト・アライアンス付属文書用語集をご覧ください。
指標データ項目の適用対象
データ項目の適用対象は、チェックマークで示されます。チェックマークは、当該データの収集の責任者に付けられています。小規模農場が含まれる団体の場合は、チェックマークの有無にかかわらず、常に団体責任者がデータ収集の最終的な説明責任を負うことに注意してください。レインフォレスト・アライアンスのプラットフォームでデータを報告する責任は、常に団体責任者が負います。
レインフォレスト・アライアンス認証農作物を複数有している認証保有者の場合は、最も多い農作物が適用対象となります。
団体認証 | 個別認証 | |||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 | |
個別認証の小規模農場と大規模農場にチェックマーク | ||||
個別に認証された小規模農場または大規模農場は、これらのデータ項目を収集する必要がある。 | ||||
団団体責任者にチェックマーク | ||||
このデータ項目は、生産者団体全体に適用され、団体を管理する職員が、団体の全構成員(小規模と大規模の両方)と各自の業務に関して、このデータ項目を収集する責任を負う。 | ||||
団体認証の大規模農場にチェックマーク | ||||
大規模農場の管理者が、その農場のデータ項目を収集する責任を負う。団体責任者は、農場がこれを実施できるよう支援するとともに、データの提出に関する最終的な責任を負う。 | ||||
団体認証の小規模農場にチェックマーク | ||||
このデータ項目は、小規模農場に適用され、団体責任者が収集しなければならない。 | ||||
団体認証の大規模農場と団体責任者にチェックマーク | ||||
大規模農場の管理者が、その農場のデータ項目を収集しなければならない。一方、団体責任者は、団体内の小規模農場(該当する場合)のデータ項目に対応し、かつ団体内の大規模農場を支援する。 | ||||
団体認証の小規模農場と大規模農場にチェックマーク | ||||
このデータ項目は、団体内の小規模農場と大規模農場に適用されるが、小規模農場のデータ項目は団体責任者が収集する。 | ||||
団体認証の小規模農場、大規模農場、団体責任者にチェックマーク | ||||
このデータ項目は、団体内の小規模農場、大規模農場、団体責任者に適用される。 |
データ項目
農場あたりの日陰樹の種の数
説明:
農場に存在する日陰樹の種の総数。
この指標は、農場あたりの日陰樹の種の多様性を増やすことで、土壌品質を改善し、生物多様性を保全し、水源保護を最適化し、また炭素隔離を通じて気候変動の緩和策に寄与することを狙いとしています。
データ収集:
数値として収集する。
レインフォレスト・アライアンス認証農作物の生育場所で日陰樹として使われている樹木の種の数を数える。
報告対象となるのは前年のデータ。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
ヘクタールあたりの日陰樹の数
説明:
農場に存在する日陰樹の総数。この指標は、農場あたりの日陰樹の数を増やすことで、土壌品質を改善し、生物多様性を保全し、水源保護を最適化し、また炭素隔離を通じて気候変動の緩和策に寄与することを狙いとしています。
データ収集:
数値として収集する。
ヘクタールあたりの日陰樹の数を数える。
報告対象となるのは前年のデータ。
内部監査または自己査定の後に毎年報告する。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
有機肥料の使用量(リットルℓまたはキログラム単位)
説明:
この指標は、過去1年間に農場の認証農作物に対して使用された有機肥料の総量を追跡するものです。このデータを使用して、肥料効率の改善の機会を特定し、翌年に実施することを狙いとしています。このデータ項目における有機肥料の定義は用語集に従い、厩肥を除外して、外部から調達した有機肥料のみを数えます。
データ収集:
数値として収集し、キログラム(kg)またはリットル(ℓ)で報告する。
農場がレインフォレスト・アライアンス認証農作物に対して使用した有機肥料の総量を算出する
報告対象となるのは前年のデータ。
内部監査または自己査定の後に毎年報告する。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
無機肥料の使用量(ℓリットルまたはキログラム単位)
説明:
過去1年間に農場が認証農作物に使用した無機肥料の総量を記録します。このデータを使用して、肥料効率の改善の機会を積極的に特定し、翌年に実施することを狙いとしています。
データ収集:
数値として収集する。
農場が使用した無機肥料の総量を算出する。
年報告対象となるのは前年のデータ。
内部監査または自己査定の後に毎年報告する。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
前年の認証農作物の推定生産量(kg)
説明:
認証農作物の総生産量の推定値。前年の数値を見積もりで算出します。
認証農作物の前年の推定生産量を記録しておくことにより、生産者と団体責任者が農場の管理を向上させ、健全な農業の実践方法を推進し、サプライチェーンに透明性をもたらせるようになります。また、この指標は、現行年の生産量を推定するための傾向をとらえるという点でも重要性があります。これに際しては、推定生産量を実際の収穫量に照らして検討します。これにより、レインフォレスト・アライアンスの認証制度とトレーサビリティ・システムの信頼性が高まります。
データ収集:
数値として収集する。
認証農作物の総生産量の推定値をキログラムで報告する。
報告対象となるのは前年のデータ。
内部監査または自己査定の後に毎年報告する。
さまざまな農作物の様々な状況を取り上げている、レインフォレスト・アライアンスの「手引き書G:収穫量推定」を参照してください。収穫量推定の正確さを高めるための基本原則について説明しています。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
前年の認証農作物の推定生産量(本数):花卉のみ
説明:
認証農作物の総生産量の推定値。前年の数値を見積もりで算出します。
認証農作物の前年の推定生産量を記録しておくことにより、生産者と団体責任者が農場の管理を向上させ、健全な農業の実践方法を推進し、サプライチェーンに透明性をもたらせるようになります。また、この指標は、現行年の生産量を推定するための傾向をとらえるという点でも重要性があります。これに際しては、推定生産量を実際の収穫量に照らして検討します。これにより、レインフォレスト・アライアンスの認証制度とトレーサビリティ・システムの信頼性が高まります。
データ収集:
数値として収集する。
認証農作物の推定総生産本数。
報告対象となるのは前年のデータ。
内部監査または自己査定の後に毎年報告する。
レインフォレスト・アライアンスの「手引き書G:収穫量推定」をご参照ください。さまざまな農作物の様々な状況を取り上げています。収穫量推定の正確さを高めるための基本原則について説明しています。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
農場面積(ha)
説明:
認証農場の総面積。この指標の狙いは、認証総面積の最新記録を管理することにあります。この情報は、認証保有者または各構成員の認証範囲を確認するうえで必要となります。生産者団体の場合は、レインフォレスト・アライアンスが提供する団体構成員登録(GMR)フォームを使用することができます。
データ収集:
数値として収集する。
生産者は、土地の所有権/使用権に関する文書(登記簿、借用書、保有証明書など)と地所の地図を組み合わせて使用することで、レインフォレスト・アライアンスの提供するフォーム(GMR、レインフォレスト・アライアンスのプラットフォームなど)に記載された認証範囲に含まれる総面積を記録する。
報告対象となるのは前年のデータ。
内部監査または自己査定の後に毎年報告する。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
生産面積(ha)
説明:
認証農作物の生産面積。この指標の狙いは、レインフォレスト・アライアンスが提供する団体構成員登録(GMR)フォームを使用して、認証農作物の生産面積の最新記録を管理することにあります。この情報は、認証保有者/各構成員の認証範囲を確認するうえで必要となります。
データ収集:
年初に行う年間管理計画の更新作業の間に行う。
内部監査に先がけて変更点を確認し、更新する。
生産者は、土地の所有権または使用権に関する文書(登記簿、借用書、保有証明書など)と地所の地図を組み合わせて使用することで、レインフォレスト・アライアンスの提供するフォーム(GMR、プラットフォームなど)に記載された認証範囲に含まれる総面積を記録する 。
文書間の不一致がある場合はそれを特定して記録することで、レインフォレスト・アライアンスまたは認証機関による確認や検証の際にレインフォレスト・アライアンスのフォームに登録されたデータを証拠と突き合わせて確認できるようにする。
報告対象となるのは前年のデータ。
内部監査または自己査定の後に、データ項目を毎年収集する。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
農薬の使用料(リットルまたはキログラム単位):殺虫剤・殺鼠剤・殺菌剤・除草剤・その他の内訳
説明:
前年に農場で使用した農薬の総量。
この指標の狙いは、持続可能な病害虫管理の実践を確認することにあります。年間の農薬使用量を正確に把握することで、責任のある使用方法を奨励し、環境への影響を最小限に抑え、毒性の高い農薬や禁止農薬の使用を削減することにつながります。
データ収集:
リットルまたはキログラムで数値として収集する。
認証保有者が農薬とその使用記録を使用して、前年に認証農作物に対して使用した農薬の総量に関する情報を収集する。
内部監査または自己査定の後に毎年報告する。
報告対象となるのは前年のデータ。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
灌漑用水の使用量(リットル)
説明:
灌漑に使用した水の総量。
この指標の狙いは、効率的な水の管理を奨励することにあります。1年目以降の灌漑用水の使用量を記録することにより、生産者は消費状況を把握し、水資源を最適化し、持続可能な農業の実践方法を支えられるようになります。
データ収集:
注:このデータ項目は、農場の灌漑が報告される場合のみ適用されます。
灌漑に使用した水の総量をリットルで報告する。
報告対象となるのは前年のデータ。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
加工用水の使用量(リットル)
説明:
前年の間に、レインフォレスト・アライアンス認証農作物の加工処理に使用した水の総量。この指標の狙いは、効率的な水の管理を奨励することにあります。加工用水の使用量を記録することにより、生産者は消費状況を把握し、水資源を最適化し、持続可能な農業の実践方法を支えられるようになります。
データ収集:
注:生産者団体が一元的な加工処理施設を持っている場合のみ、団体責任者に適用されます。
加工処理に使用した水の総量をリットルで報告する。
収穫済み農作物の加工処理水の集水場所に設置した計測システムを読み取ることで、(加工処理の頻度に応じて)水の消費量を記録する。測定単位を確認し、必要に応じてリットルに換算する。
集水場所に計測システムが設置されていない場合は、加工処理活動から収集した量を測定する。
報告対象となるのは前年のデータ。
毎年報告する。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
加工のための木材の使用量
説明:
善年にレインフォレスト・アライアンス認証農作物の加工処理に使用した木材の総量。この指標の狙いは、効率的な木材の管理を奨励することにあります。木材の使用量を記録することで、生産者が消費状況を把握できるようになります。
データ収集:
注:生産者団体が一元的な加工処理施設を持っている場合のみ、団体責任者に適用されます。
加工処理のために使用した木材の総量をキログラムで報告する。
加工処理のために購入または使用した木材の量を記録する。
報告対象となるのは前年のデータ。
毎年報告する。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
自然植生に覆われた面積が農場全体に占める割合(%)
説明:
農場内の自然植生に覆われた部分の面積が農場の総面積に占める割合。
この指標の狙いは、自然植生に覆われている部分を維持して、年間の進捗を記録することで、状況を把握することにあります。農場の総面積に占める自然植生の割合が10%を下回った場合、または耐陰性農作物を生育する農場で15%を下回った場合は、改善目標を設定して行動を実践することにより、この基準値を長期的に維持します。
データ収集:
生産者は、自然植生に覆われた部分の面積を測定し(ポリゴンまたは他の特定された方法を使用する)、データ項目フォームで報告する。
報告対象となるのは前年のデータ。
レインフォレスト・アライアンスの手引き書M:自然生態系と植生を参照してください。保全用地および生産用地(アグロフォレストリーの日陰樹の範囲など)の自然植生面積の測定方法についての手引きを提供しています。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
児童労働、強制労働、ジェンダーに基づく差別、その他の差別、職場内暴力とハラスメントに関する報告された事例の件数(ジェンダー別)
説明:
苦情処理委員会に報告された児童労働、強制労働、ジェンダーによる差別、その他の差別、職場内暴力とハラスメントの事例の総件数とジェンダー別の内訳。
データ収集:
前年のレインフォレスト・アライアンスのプラットフォームで報告されたデータ。
関連情報:
事案の報告:レインフォレスト・アライアンス手引き書E:苦情解決制度」。
任意で使用できるテンプレートとツール:レインフォレスト・アライアンス「手引き書R:事前評価対処監視ツール」。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
児童労働、強制労働、ジェンダーに基づく差別、その他の差別、職場内暴力とハラスメントに関する確認された事例の件数(ジェンダー別)
説明:
苦情処理委員会によって確認された児童労働、強制労働、ジェンダーによる差別、その他の差別、職場内暴力とハラスメントに関する事例の総件数とジェンダー別の内訳。
データ収集:
前年のレインフォレスト・アライアンスのプラットフォームで報告されたデータ。
関連情報:
レインフォレスト・アライアンス「手引き書E:苦情解決制度」。
テンプレートおよびツールについて:レインフォレスト・アライアンス「手引き書R:事前評価対処監視ツール」。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
児童労働、強制労働、ジェンダーによる差別、その他の差別、職場内暴力とハラスメントに関する是正された事例の件数(ジェンダー別)
説明:
改善プロトコルに従って改善是正された児童労働、強制労働、ジェンダーによる差別、その他の差別、職場内暴力とハラスメントの事例の総件数とジェンダー別の内訳。
データ収集:
前年のレインフォレスト・アライアンスのプラットフォームで報告されたデータ。
関連情報:
レインフォレスト・アライアンス「手引き書S:改善プロトコル」。
テンプレートおよびツールについて:レインフォレスト・アライアンス「手引き書R:事前評価対処監視ツール」。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
化石燃料の年間総使用量
説明:
化石燃料の総使用量の指標は、認証農作物の生産と加工処理のために使用した化石燃料の総量を指します。これには、ディーゼル、ガソリン、液化石油ガス(LPG)(プロパン)、石炭、天然ガス、油などの燃料が含まれます。燃料の使用量は、定置型設備での消費(例:ボイラー、乾燥機)か移動型設備での消費(例:トラクター)かにかかわらず、燃料の体積(リットル、立方メートル)または重量(kg)で報告します。バイオ燃料の使用は含まれません。この指標の狙いは、農場の典型的な燃料消費を見極めることにより、作業のパフォーマンス改善と使用削減を通して燃料消費を最適化する機会を特定することにあります。
データ収集:
注:生産者団体が加工処理のために化石燃料を使用している場合のみ、団体責任者に適用されます。
加工処理と生産のための化石燃料の使用量。
リットル、キログラム、立法メートルの単位の数値。
報告対象となるのは前年のデータ。
レインフォレスト・アライアンス「手引き書N:エネルギー効率」を参照してください。認証保有者がレインフォレスト・アライアンス持続可能な農業基準の農場要件に従ってこの情報を記録するための手引きを提供しています。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
電力の年間総使用量(kWh)
説明:
電力の総使用量の指標は、加工処理機械の使用をはじめ、認証農作物の生産と加工処理のために使用した電力の総量を指します。再生可能エネルギー(太陽、風力、水力)および電力網からの供給電力の両方が含まれ、使用した電力のキロワット時で報告します。 この指標の狙いは、農場の典型的な電力消費を見極めることにより、作業のパフォーマンス改善と使用削減を通して燃料消費を最適化する機会を特定することにあります。
データ収集:
注:生産者団体が加工処理のためにエネルギーを使用している場合のみ、団体責任者に適用されます。
キロワット時(kWh)の数値で収集する。
報告対象となるのは前年のデータ。
毎年報告する。
レインフォレスト・アライアンス「手引き書N:エネルギー効率」を参照してください。認証保有者がレインフォレスト・アライアンス持続可能な農業基準の農場要件に従ってこの情報を記録するための手引きを提供しています。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
再生可能エネルギー源(太陽、風力、水力、バイオ燃料)の種類
説明:
再生可能エネルギーの使用(あり・なし)、および使用したエネルギーのタイプ(太陽、風力、水力、バイオ燃料)。この指標の狙いは、再生可能エネルギー源を採用する機会を報告または特定することにあります。これにより、温室効果ガスの排出と大気汚染を削減し、気候変動の緩和策および近隣コミュニティの福祉に寄与することができます。
データ収集:
農場が再生可能エネルギーを使用しているかを特定し、使用している場合はそれを記録する 。
報告対象となるのは前年のデータ。
毎年報告する。
適用対象:
団体認証 | 個別認証 | ||
小規模農場 | 大規模農場 | 団体責任者 | 小規模/大規模 |
その他の情報
本付属文書(第1.0版)の初版日:2025年3月3日
「拘束力のある」と記載された文書は、認証に際して遵守する必要があります。「拘束力のない」と記載された文書は、読者が要件やその他の拘束力のある情報を正しく理解し、その実施を支援するための非義務的な情報を提供しています。
翻訳免責事項
翻訳版に記載された情報の正確な意味について質問がある場合は、英語の公式版をご参照ください。翻訳により生じた誤りや意味の差異には拘束力がなく、審査や認証には一切影響しません。
レインフォレスト・アライアンスの書面による事前の同意なしに、本付属文書の複製、変更、配布、または再発行をすることは固く禁じられています。
詳細について
レインフォレスト・アライアンス認証の取得については、カスタマーサクセスチーム(customersuccess@ra.org)までお問い合わせください。
レインフォレスト・アライアンスの詳細については、https://www.rainforest-alliance.org/ja にアクセスするか、info@ra.orgまたは レインフォレスト・アライアンス アムステルダム事務所(Rainforest Alliance Amsterdam Office, De Ruijterkade 6, 1013AA Amsterdam, The Netherlands)にお問い合わせください。