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付属文書 管理 v1.2

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文書名

付属文書 管理

文書コード

A-04-SCRL-B-CH

1.2

対象者

農場認証保有者

強制力

拘束力のある文書

発効日

2026年3月1日

失効日

別途通知があるまでの間

公開日

2025年9月8日

関連文書(該当する場合、文書の番号と名称)

A-1-S-B-F-V1.4 レインフォレスト・アライアンス持続可能な農業基準

A-33-R-B-FA-V1.0 レインフォレスト・アライアンス再生農業基準

本文書の発行により廃止される文書

A-04-SCRL-B-CH-V1.1 付属文書 管理

本文書の内容について

この付属文書には、レインフォレスト・アライアンス基準「管理」の章における要件の実施に関連する、追加の拘束力のある内容が含まれています。

この文書には以下が含まれます。

  • 位置情報データの収集に関する基本要件1.2.10および1.2.11の詳細説明。

  • 内部監査員の研修に関する基本要件1.3.3の詳細説明。

  • 内部監査に関する基本要件1.4.1の詳細説明。

  • 基本要件1.1.1および1.4.3の適用範囲に関する明確化。

本文書を用いるべき時と使い方

本文書は、認証保有者および認証機関に対し、レインフォレスト・アライアンス基準に含まれる基本要件に関する追加の詳細を提供するものです。

第1.1版から第1.2版への改訂による変更点

項目

変更内容

全体

レインフォレスト・アライアンス再生農業基準の追加。  

1.位置情報データの収集

例示の表を削除し、明確化のため文章を書き換えました。

3.明確化

要件1.1.1および1.4.3における再生農業基準への言及を明確にするため、セクションを追加しました。

1. 位置情報データの収集

1.1 はじめに

レインフォレスト・アライアンス基準の要件1.2.10および1.2.11に定められているとおり、認証保有者はレインフォレスト・アライアンス プラットフォームに位置情報データを提出しなければなりません。この章では、これらの要件への準拠に関する追加情報を提供します。

1.2 位置情報データの収集に関する要件

認証保有者は、すべての農場単位の位置情報データを、位置情報およびポリゴン形式で提供する責任があります。農場単位はそれぞれ別の場所に位置していてもよく、隣接している必要はありません。

1.3節および1.4節では、認証保有者が位置情報およびポリゴンを収集するにあたって使用できる方法をまとめています。位置情報データは、レインフォレスト・アライアンス認証プラットフォームにアップロードする前に、本付属文書に記載されたすべての書式に関する要件を満たさなければなりません。

1.3 位置情報

位置情報は、以下の方法で収集しなければなりません。

  1. 座標は、農場または農場単位の中心にできるだけ近い場所で取得し、農場内部の状況(例:高い崖、川、起伏の多い危険な地形)を考慮するものとする。

  2. 座標を記録する作業者は、その地点の位置に目印を残しておくこと(例:地面に棒を刺す、近くの木に印をつける)。これは、内部監査員または外部審査員がデータを検証する際に、確実に同じ場所を使用できるようにするためである。

  3. 緯度と経度の座標は、次のとおり正確に報告されなければならない。

    1. 緯度と経度の座標は、現在の世界測地系を使用して収集する必要がある(基準店:WGA84 - コード:EPSG:4326)。

    2. 数値形式で記録し、数値のみを含むものとする。度記号(°)などの文字は使用しないこと。

    3. 十進角(DD)で記録すること。

    4. 少なくとも小数点以下4桁(例:緯度9.7611、経度-84.1872)で報告すること。

    5. 正負の値を正しく報告すること。南半球の座標はマイナスの値の緯度、北半球の座標はプラスの値の緯度で表記するものとする。西半球の座標はマイナスの値の経度、東半球の座標はプラスの値の経度で表記する。ただし、「+」記号は必要なく、「-」の負号のみ表記する。(例:緯度:9.7611、経度:-84.1872)

  4. 緯度と経度の値の入れ替えは避けること。

  5. 座標はレインフォレスト・アライアンス プラットフォームまたはレインフォレスト・アライアンスが指定するその他のツールで、レインフォレスト・アライアンスが要求するテンプレートを使用して報告する必要がある。

  6. プラットフォームで提出される各農場単位のデータ座標は、農場単位固有のIDを有していなければならない。

1.4 ポリゴン

レインフォレスト・アライアンス認証プラットフォームで提出される各農場単位のポリゴンは、農場単位固有のIDを有してる必要があります。

認証保有者は、以下に定める2つの方法のいずれかを用いて、ポリゴンを収集できます。より詳細な指示については、レインフォレスト・アライアンスの手引き書D「位置情報データと危険分布図」をご参照ください。

1.4.1 位置基準点に基づくポリゴン

ポリゴンデータのすべての基準点は、現地で収集する必要があります。紙またはデジタルの地図のみから導き出されたポリゴンデータは正確性に欠けるため、認められません。現地でポリゴンの基準点を収集した後、GISベースのソフトウェアまたはそれに類似したツールを使用してポリゴンを作成することができます。

1.4.2 現地で収集したポリゴン

現地で収集した農場の境界線ポリゴンは、GISソフトウェア(QGIS、Google My Maps、Google Earth Proなど)を使用して確認し、不整合があれば特定して修正します。

これらのツールの使用方法に関する詳細情報は手引き書として公開されています。レインフォレスト・アライアンスのウェブサイト「認証プログラム」をご覧ください。

農場単位のポリゴンに関する追加要件:

  • 農場単位のポリゴンは、他のポリゴンと20%以上重複してはならない。

  • 農場単位のポリゴンは、有効なジオメトリを持つ必要がある。

  • 隣接する農場単位のポリゴンは、共通の境界線を持つ場合がある。

  • 画像で識別しやすい特徴(道路や河川など)に沿った境界線は、ポリゴンマッピングの微調整に使用することができる。

1.5 データ報告

以下の表は、レインフォレスト・アライアンスプラットフォーム上で位置情報データを報告するにあたって必要なファイルの種類と形式を示しています。

表1.受付可能な位置情報データの形式とテンプレート

基準要件

提出するもの

受付可能なファイルの種類

1.2.10

(認証農作物を栽培する農場単位に関する位置情報データの100%)

位置情報を含む1ファイル。

「団体構成員登録(GMR)」のテンプレート「3. 農場単位」タブ(緯度と経度の列を使用)。

ポリゴンを含む1ファイル。

KMLまたはGeoJSON

1.2.11

すべての農場単位を含む、農場のポリゴンの1ファイル。

KMLまたはGeoJSON

1.5.1 データ報告に関するその他の考慮事項

  1. 大規模農場が生産者団体の一部である場合、要件1.2.11がこれらの大規模農場に適用される。提供される地理位置情報データファイルには、生産者団体の構成員であるすべての大規模農場のポリゴンを含めるものとする。

  2. 初回の審査の準備にあたり、認証保有者は、上記の表2に記載された位置情報データファイルをレインフォレスト・アライアンス認証プラットフォームにアップロードしなければならない。

  3. 認証保有者は、レインフォレスト・アライアンス プラットフォームに承認済みの団体構成員登録をすでに提供している場合に限り、追加のポリゴンファイルを提出することができる。

  4. 位置情報を提供する際には、各農場単位について、「団体構成員登録」のタブ3を通じて、以下のデータ項目を提供する必要がある。

    • 固有の内部農場ID(Internal Farm ID)(生産者団体の農場を識別する)

    • 農場単位ID(農場単位を所属する農場と紐づける)

    • 農場単位の面積(ヘクタール)

    • 緯度座標(DD形式)

    • 経度座標(DD形式)

  5. ポリゴンを提供する際には、各農場単位について、以下の点を確認する必要がある。

    • ポリゴンに、固有の農場単位IDが割り当てられていること。

    • ポリゴンをアップロードする前に、農場単位がレインフォレスト・アライアンス プラットフォームの農場情報セクションに登録されていなければならないこと。(団体認証の場合、農場情報は団体構成員登録において提供された情報から自動的に入力される。)

2. 内部監査

2.1 内部監査の範囲

レインフォレスト・アライアンス基準の基本要件1.4.1では、責任者が内部監査制度を構築し、生産者団体の全ての構成員がレインフォレスト・アライアンス基準の要件を確実に実施することを求めています。責任者は、内部監査制度が正しく機能するよう、必要なすべてのリソースを用意しなければなりません。

認証プログラムに参加する認証保有者の責任者は、初回の認証審査前に、認証範囲内のすべての関係者が、基準のすべての適用要件に対して内部監査を受けていることを保証しなければなりません。

それ以降の審査については、リスクと前回の内部監査および外部審査の結果に基づいて内部監査を行います。

さらに、以降の内部監査の範囲は以下の表のとおりです。

表2.農場の種類と構造ごとの内部監査の範囲。

農場の種類

内部監査の範囲

大規模農場

すべての農場は、毎年監査を受ける必要がある。

  • すべての農場単位が監査される必要がある。

小規模農場

毎年少なくとも35%の農場が監査され、3年続けた後にはすべての農場が監査されるものとする。

注:レインフォレスト・アライアンスは、特定の農作物または特定の国や地域について、より高いサンプルサイズを要求する権利を留保する。

複数の農場単位を有する小規模農場

監査対象の農場単位の選定は、以下に基づいて行われる。

  • 森林やその他の自然生態系、水域などへの近接性などのリスク。

  • その農場単位が過去に監査されているかどうか。

:すべての新規構成員は、外部審査の前に、基準の適用されるすべての要件に対して完全な監査を受ける必要があります。

2.2 内部監査員の研修

責任者は、内部監査員が質の高い内部監査を実施するために、十分な研修を受けることを保証しなければなりません。研修は、レインフォレスト・アライアンス基準の実施および審査に関する専門知識を有する優秀な専門家によって実施されるものとします。

また、責任者は、すべての内部監査員がレインフォレスト・アライアンス学習ネットワーク(Rainforest Alliance Learning Network)のすべての必須コースを受講し、必要な評価を収めていることを保証しなければなりません。さらに、責任社は、要件1.3.3にあるとおり年次評価を含め、すべての内部監査員に対して、適切な内部監査の実施に関する研修を毎年実施することが求められます。

3. 要件1.1.1および1.4.3の適用範囲に関する明確化

再生農業基準に基づいて認証を受けている、または認証を申請している認証保有者は、要件1.1.1および1.4.3を遵守する必要があります。 さらに、レインフォレスト・アライアンス持続可能な農業基準を参照している基本要件は、レインフォレスト・アライアンス再生農業基準を参照しているものとして解釈しなければなりません。

その他の情報

本付属文書の(第1.0版)初版日:2022年7月1日

「拘束力のある」と記載された文書は、認証に際して遵守する必要があります。「任意」または「拘束力のない」と記載された文書は、読者が要件やその他の拘束力のある情報を正しく理解し、その実施を支援するための非義務的な情報を提供しています。

翻訳免責事項

翻訳版に記載された情報の正確な意味について質問がある場合は、英語の公式版をご参照ください。翻訳により生じた誤りや意味の差異には拘束力がなく、審査や認証には一切影響しません。

レインフォレスト・アライアンスの書面による事前の同意なしに、本付属文書の複製、変更、配布、または再発行をすることは固く禁じられています。

詳細について

レインフォレスト・アライアンス認証の取得については、カスタマーサクセスチーム(customersuccess@ra.org)までお問い合わせください。

レインフォレスト・アライアンスの詳細については、https://www.rainforest-alliance.org/ja/ にアクセスするか、info@ra.orgまたは レインフォレスト・アライアンス アムステルダム事務所(Rainforest Alliance Amsterdam Office, De Ruijterkade 6, 1013AA Amsterdam, The Netherlands)にお問い合わせください。