Our new Regenerative Agriculture Standard - Farm Requirements, Supply Chain Requirements, and accompanying Annexes are now in effect as of 1st March 2026. To learn more, click here!

Amharic is the latest language to be added to the Knowledge Hub. Amharic versions of key documents (e.g. Certification Standard, Annexes, Policies) are now available!

農場認証の取得手順

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1. 認証申請の開始登録

注:認証申請を進める前に、組織設定タスク(MyRAへの登録や、組織の基本情報の入力など)が完了していることを確認してください。これらのタスクの詳細情報については、「MyRAユーザーおよび組織管理」の手引きをご覧ください。

管理者による組織の設定が完了すると、認証タイルが「ロック解除」されて表示されます。ダッシュボードの「推奨サービス」セクション内にある「認証」タイル上の矢印アイコンをクリックすると、認定取得の手続きを開始できます。

注:認証タイルが下の画像のようにロックされた状態で表示されている場合は、「すべてのユーザー向けMyRA開始ガイド」に従って、事前に必要な手続きを完了していることをご確認ください。

1.1 認証利用規約の承認

認証プロセスを開始する前に、認証およびその手続きに関する利用規約を確認し、同意するよう求められます。

これに同意しない限り、いかなる認証関連サービスにも進むことはできません。

1.1.1 農場向けレインフォレスト・アライアンス利用規約

本利用規約は、貴農場とレインフォレスト・アライアンス認証プログラムとの関係を定義するものです。

また、認証を取得・維持するために、農場に求められる事項を示します。この事項には、以下が含まれます。

  • 農場の登録および審査の完了

  • レインフォレスト・アライアンス認証マークの使用および持続可能性に関する商標表示の実施

  • トレーサビリティ、ロイヤルティ(使用料)、テータ共有の管理

レインフォレスト・アライアンスの利用規約は、こちらからご覧いただけます。

1.2 レインフォレスト・アライアンス認証ダッシュボード

認証ダッシュボードは、認証取得の全過程を順を追って案内するよう設計されています。

それぞれのタイル(画面上の項目)は、進行中に完了する必要のある特定のタスクまたは一連の要件を表しています。また、各タイルには求められる内容や実施すべき行動を理解できるよう、簡単な説明が記載されています。

この手引きでは、これらの手順を1つずつ順を追って説明しますので、明確かつ自信を持って次に進むことができます。

Knowledge Hub

ダッシュボード上で最初に表示されるタイルは「Knowledge Hub」です。

ここから、すべてのマニュアル、手引き書、サポート資料(本手引き書を含む)にアクセスできます。認証プロセスやレインフォレスト・アライアンスプラットフォームの使用方法に関する、信頼性が高い最新の情報を入手できる主要な情報源です。

登録

「Knowledge Hub」のタイルの下には、入力が必要ないくつかのタイルが表示されます。最初は「登録」グループのタイルからです。

このセクションでは、MyRAで組織設定を行った際に入力した情報と同じ内容が表示されるため、見覚えがあるかもしれません。実際にこれらのタイルをクリックすると、認証前準備の段階で入力したデータがそのまま表示されます。

ここでの作業は、組織構成および拠点に関するすべての情報を確認し、正確であることを検証することです。変更や修正が必要な場合は、このタイミングで更新を行います。

本手引き書の手順に従って登録情報を確認し、認証手続きを進めてください。

2.認証登録

レインフォレスト・アライアンス認証に登録するには、組織に関する基本情報の提供が必要です。MyRAダッシュボード上で、「組織構成 [Organization Structure]」および「拠点 [Sites]」と表示されたタイルを探してください。これらの項目は管理者によってすでに入力されており、認証への登録が可能になっています。

これらのセクションに記載されている情報を確認し、正確であることを確かめた上で、「農場」セクションの未記入部分および農場内の拠点に関する情報を入力します。

以下の手順に従って、認証登録を完了させてください。

2.1 農場情報の入力

注:この段階で農場情報を入力することは必須ではありません。必要な情報やデータが揃っている場合は、今すぐこのステップを完了させることができます。準備にもう少し時間が必要な場合は、後で戻って入力することもできるため、現時点ではそのまま次の申請段階に進むことも可能です。

認証申請書の準備において重要なステップは、プラットフォーム上での農場情報の入力です。この情報は認証申請書に記載されるデータとして使用され、認証機関が農場運営の規模や範囲を把握し、正確な見積もりを算出するために必要となります。

認証ダッシュボード上で「農場 [Farm]」タイルをクリックします

次の画面では、組織の構成や登録する農場の数に応じて、組織プロフィールに農場を追加する方法が2通りあります。

  1. 手動で農場を追加。次のような場合に推奨されます。

  • 単一農場のみを有する組織

  • 複数農場を有するが、登録する農場が少ない組織

  1. GRM(団体構成員登録)テンプレートを用いた農場データのインポート:以下の組織向け

  • 小規模農場体制または農場生産者団体

  • 多数の農場を同時に管理している組織

以下では、両方の方法について説明します。ご自身の該当する方法に進み、該当しない方は読み飛ばしてください。

2.1.1 手動で農場を追加する

この方法は以下の場合に推奨されます。

  • 単一農場のみを有する組織  

  • 複数農場を有するが、登録する農場が少ない組織

農場を追加するには、「農場を追加 [+Add Farm]」ボタンをクリックして、以下の農場作成画面を開きます。

各見出しの下にある必須項目を入力してください。

  • 一般情報

  • 雇用情報

  • 運営者 / 管理者情報

注:ブラジルおよびトルコでは、国別IDの入力が必須です。

入力後、「保存」をクリックしてシステム上に農場を作成します。認証ダッシュボードの「農場」セクションに作成した農場が表示されます。複数の農場を追加する場合は、この手順を繰り返してください。

各農場の右端にある縦の3点リーダーをクリックすると、各農場の情報を編集したり、削除したりできます。削除は、該当の農場が認証対象外となった場合などに使用します。

2.1.2 農作物情報

農作物とは、農場で栽培されている特定の農作物を指します。例としては、カカオ、コーヒー、茶類、バナナなどです。農場をプラットフォーム上に登録する際は、農場で栽培されている、認証対象となるすべての作物を一覧にして入力する必要があります。

これを入力するには、「表示 / 編集 [View/Edit]」をクリックしてください。各セクションに関連するタブが表示されます。

農作物 [Crops]」のタブをクリックし、次に「農作物を追加 [Add Crop]」ボタンをクリックします。

ドロップダウンリストから農作物を選択し、品種を指定します。

ポップアップ画面の表示に従って、作物に関する必要項目を入力します。

  • 作物面積(ha)

  • 推定収穫量(kg)

  • 前年の収穫量(kg)

  • 出荷量(kg)

農作物を保存 [Save Crop]」をクリックします。

農場で認証対象となるすべての作物について、この手順を繰り返します。

2.1.3 農場単位

農場単位とは、明確な境界線を持つ連続した土地の一区画であり、農場の一部を構成するものです。農場には、農業用および非農業用の農場単位の両方が含まれる場合があります。

農場単位には、認証農作物、その他の作物、建物、保全区域などが含まれる場合もあります。また、農場単位の境界内には、自然植生や水域などの地理的特徴がある場合があります。

農場単位を追加することで、レインフォレスト・アライアンスが農場の構造をより深く理解し、地理位置情報の精度を確保し、より的確な審査を実施できるようになります。

対象の農場を開いて「ユニット [Units]」タブに移動し、「農場単位を追加 [+Add farm unit]」ボタンをクリックして、農場単位を追加します。

2.1.4 GRM(団体構成員登録)テンプレートを用いたデータのインポート

複数の農場の管理をしている場合は、GMRテンプレートを使用する方が効率的です。

このテンプレートを使用して農場データをインポートするには、左側のパネルの「GMRのインポート [Import GMR]」タブに移動します。

次に「GMRテンプレートをダウンロード」をクリックして、Excelファイルをダウンロードします。

注:このファイルは、MyRAで設定した言語でダウンロードされます。

ファイルをダウンロードしたら、コンピュータでExcelを開きます。シート下部のタブを左から右へ順に、表紙(Cover page)から開始します

GMR表紙

  • 目的:一般的な背景情報を示し、このファイルがレインフォレスト・アライアンスの公式なGMRテンプレートであることを明示します。

  • 行うこと:対応が必要なものはありません。参照用です。

手引き

  • 目的:GMRの記入方法に関する詳細な説明を提供します。GMRの各列の目的、想定されるデータ型、書式の設定要件などを説明します。

  • 行うこと:データを入力する前に、このタブをご一読ください。これにより正しい書式設定が守られ、アップロード時のエラー発生を防ぎます。

ヒント:シート内のいずれかの列見出しをクリックすると、そのセルに入力すべき情報についての説明が表示されます。

GMR1.農場情報

  • 目的:各農場に関する一般情報を記録します。

  • 行うこと:登録したいすべての農場について、以下の必須項目を入力してください。

    • 農場ID

    • 団体構成員の名称

    • 国名

    • 連絡先情報

    • 法的識別情報

    • 農場面積など

    • このタブは、生産者団体内の各農場を識別するために必要不可欠なものです。

GMR2.認証農作物

  • 目的:登録された各農場で栽培されている作物を一覧表示します。

  • 行うこと:各農場について、以下の情報を入力します。

    • 農作物名

    • 作物の品種

    • 作付面積

    • 推定収穫量および前回の収穫量

    • 出荷量

  • このデータは、前のタブで入力した農場情報に、特定の農作物を紐づけるために使用されます。

GMR3.農場単位

  • 目的:各農場内に存在する農場単位の詳細を記録します。

  • 行うこと:農場単位ごとに1行追加し、以下の情報を入力します。

    • 単位ID(識別子)

    • 関連する農場ID(タブ「1. 農場情報」より)

    • 面積(ha)

    • GPS座標(緯度・経度)、小数点以下4桁以上、8桁以下での入力が必要です。  

  • この情報は位置精度を確保し、特に審査計画を立てる際に有用です。

  • また、座標は WGS84(EPSG:4326)形式で入力してください。

GMR4.ダッシュボード

  • 目的:入力されたデータの自動生成による要約と、検出された問題点を表示します。

  • 行うこと:データの入力後、このタブを確認してください。アップロード前に、入力漏れや書式エラーなどがないかチェックします。

認証に関連するすべての農場農作物農場単位について、ファイル内の必須項目を記入してください。

すべて記入したら、コンピュータにファイルを保存し、「GMRのインポート」タブに戻ります。

ファイルを選択」をクリックしてGMRファイルをアップロード、またはファイルを四角い枠にドラッグ&ドロップしてください。

次に、ドロップダウンリストから、ファイルの言語が正しく選択されていることを確認します。

インポートを続けるには、「読み込み」ボタンをクリックしてデータをインポートします。

システムが、Excel文書でインポートされたデータの正確性を確認し、検証します。

2.1.5 GMR検証プロセスとデータ解釈

GMRをアップロードすると、いくつかの結果に分かれます。

ファイルに問題がある場合:

  • ページ上部の「検証の概要」に、データとエラーを確認するよう促すポップアップが表示されます。

  • 問題のある行は、左側に赤い警告マークが付きます。

  • さらに、エラーのあるセルは右側が赤くハイライトされ、エラーの内容が表示されます。

GMRアップロード時のよくあるエラー

知っておくと、すぐに修正できるエラーもあります。

最もよくあるエラー

  • 農場単位IDが一意でない

  • 農場の種類の誤り

  • ジェンダー用語の誤り

  • 異なる農場単位で同じ座標が使用されている

座標は、小数点以下4桁以上かつ8桁以下であることを確認してください

農場情報(名称や面積など)は、農作物情報および農場単位情報と一致していなければなりません

アップロード前に座標が正しいかしっかり確認し、これらのよくある問題を回避してください。

GMRエラーの修正方法

  • 赤いセルをクリックすると、エラー内容の説明が表示されます。

  • ドロップダウンから正しい値を選ぶか、正しい形式で値を入力します。

  • 同じエラーが複数ある場合、チェックボックスを使って一括で修正できます。

すべてのエラーが解決すると、警告が消え、緑色のステータスが表示されます。

「データを送信 [Submit Data]」をクリックして、アップロードは完了です。

インポートの完了後、「農場を表示 [View farms]」ボタンをクリックすると、アップロードしたすべての農場を一覧で確認できます。

2.1.6 位置情報データ(ポリゴン)のアップロード方法

注:このステップは現時点では必須ではありません。ポリゴンデータが揃っている場合は、今すぐこのステップを完了させることができますし、準備に時間が必要な場合は、後で認証準備の段階に戻って行うこともできます。

農場情報(農作物や農場単位のデータを含む)を入力した後、プラットフォームの「農場単位の概要 [Farm Unit Overview]」画面に進むと、「ポリゴンステータス [Polygon Status]」という列が表示されます。

現時点では、この欄には 「アップロード未完了 [Not Uploaded]」 と表示されています。

以下の手順にて、適切なポリゴンファイルをアップロードし、このステータスを更新する方法を説明します。

認証要件を満たすために、各農場ポリゴン形式の地理空間データを提出する必要があります。

ポリゴンとは、農場 / 農場単位を表す領域を囲む、地理的な境界線です。このようなポリゴンは、農場ID、農場面積(ヘクタール)、生産範囲、作物、所有者、認証状況など、農場に関する(属性と呼ばれる)重要なデータを付けて地図化およびコード化することができます。

この空間データは、認証取得プロセスにおける透明性とトレーサビリティを確保するために有用です。また、認証機関が農場の状況をより正確に評価し、審査を計画する際にも役立てられます。

このセクションでは、ポリゴンとは何か、なぜ必要なのか、また提出方法について説明します。

ポリゴンとは何か、また必要なファイルの作成方法

レインフォレスト・アライアンス認証の要件を満たすためには、各農場または農場単位の境界を示すポリゴンファイル を作成する必要があります。

この範囲は、農場単位の実際の面積と一致していなければなりません。またポリゴンの形状は、すでにプラットフォームに入力している面積や位置情報と一致している必要があります。

ポリゴンファイルの作成には農場範囲をデジタルマッピングし、対応するファイル形式でエクスポートする必要があります。

プラットフォームが受け付けるポリゴンは、.json / .geojson / .kml . / .kmz の拡張子を持つファイル形式です。

Geojsonの基本要件

  1. ファイル形式

    • UTF-8でエンコードされた.json または .geojson ファイルであること。

    • 最上位レベルのオブジェクトは JSONオブジェクト({ })であり、配列ではないこと。

    • 座標参照系(CRS)は、WGS 84 (EPSG:4326)でなければならない。

  2. Typeプロパティ

    • ファイルには必ず「type」メンバーを含める必要がある。

    • 次の値が使用可能:「Feature」、「Feature Collection」、「Polygon」、「Multi Polygon」、「Geometry Collection」

    • 「Line String」や「Multi Line String」は、認証および農場情報(CFI)システムでポリゴンエラーを引き起こすため使用不可。

  3. ジオメトリ(Geometry)オブジェクト

    • 「type」と「coordinates」が必須。

    • 座標形式は [経度, 緯度] とする。

    • 緯度: -180 〜 180

    • 緯度: -90 〜 90

    • ヒント:ポリゴンの形状を閉じるため、開始座標と終了座標は同一である必要があります。

.geojson ファイルのサンプル

注:ポリゴンファイル内では、各ポリゴンの名称は大文字・小文字が区別されます。また農場単位IDは、農場単位の情報欄に記載されているIDと完全に一致している必要がありますので、ご注意ください。

ポリゴン作成の推奨事項

  • 複数の農場単位がある場合は、「Feature Collection」を使用する

  • 「Geometry Collection」は、必要な場合にのみ使用する

  • 「properties」に関連する属性(例:農場単位ID、名称など)を追加する

  • 明確かつ一貫性のある命名規則を使用する

ファイル作成のサポート

技術的な経験がある程度あり、ご自身で試すことに抵抗がない場合は、以下に挙げるような無料ツールを利用できます。

マッピングに不慣れな場合は、以下のいずれかを行うことを推奨します。

  • GISまたはマッピングの経験がある人に手伝ってもらう

  • 所属組織の現場担当者または技術サポートチームに相談する

  • カスタマーサクセス(customersuccess@ra.org)に連絡し、ご自身のレインフォレスト・アライアンス担当者を確認の上、ご相談ください。ファイルの作成はできませんが、ガイダンスや助言をすることは可能です。

ポリゴンファイル作成に利用可能な無料ツール

高価なソフトウェアなしでも、ポリゴンの作成ができます。地図上に農場を描画してデータをエクスポートできる、オンラインで無料で利用できるツールがいくつかあります。以下に、簡単なツールを2つご紹介します。

  1. Google Earth

  • 次のURLにアクセスしてください:https://earth.google.com/web/

  • 「プロジェクト」ツールで農場の位置上にポリゴンを描きます。

  • 描画後、3点リーダーのメニューアイコンをクリックし、「KMLファイルとしてエクスポート」を選択してファイルをエクスポートします。

  • 自身のコンピューターに保存し、ファイルをアップロードします。

  • 説明マニュアル(英語):Create a KML file with Google Earth

  1. Geojson.io

  • 次のURLにアクセスしてください:https://geojson.io

  • ポリゴンツールを使用して、地図上に農場範囲を描きます。

  • 描画が完了したら、「Save」から「GeoJSON」をクリックし、ファイルをダウンロードします。

  • 説明動画(英語):How to create a GeoJSON file using geojson.io

ポリゴンアップロードの最終手順

適切なポリゴンファイルをコンピューターに保存できたら、以下の手順に従ってアップロードを完了してください。

  1. レインフォレスト・アライアンス認証ダッシュボードの「農場」タイルにある「Geodata KML/JSON」タブに戻ります

  2. 「ファイルを選択 [Browse File]」をクリック、ポリゴンファイルを選択し、「インポート [Import]」をクリックします

  1. 確認が完了するまでお待ちください。処理が正常に行われると、ポリゴンステータスが「成功 [Pass]」に変わり、リスク査定を完了するための次のセクションに進むことができます。「失敗 [failure]」と表示された場合は、下記の説明を読んで問題を解消します。

ポリゴンデータのステータスが失敗した場合の対処方法

ポリゴンのアップロードが失敗した場合、以下のようなエラー画面が表示されます。この画面では、ファイル内で検出された問題点が指摘されます。

ポリゴンアップロード時のよくあるエラー

これら大抵、以下のいずれかまたは両方が原因で発生します。

  • ポリゴン名が、農場単位ID(名称)または前の手順で指定された場所と一致していない

  • ポリゴンファイルのファイル形式の問題または構造が非対応。この場合は、該当セクションの例「ポリゴンとは何か、また必要なファイルの作成方法」を参照してください。

このようなエラーを解消するには、まずレインフォレスト・アライアンス認証プラットフォーム内の農場データを再確認します。農場名農場数、各農場単位が正しいことを確認してください。

MyRA上入力した農場データが正しい場合は、ポリゴンファイル自体を確認してください。命名、座標、形式における不整合がないかチェックします

必要であれば、マッピングツール(Google EarthやGeojson.ioなど)でポリゴンを再生成し、正しい形式で再度エクスポートしてください。

この操作が完了したら、修正したファイルを以前と同様に「Geodata KML/JSON」タブに再アップロードします。

それでも問題が解決しない場合は、カスタマーサクセス(customersuccess@ra.org)までご連絡ください。

注:カスタマーサクセスは、プラットフォームでのエラーの原因を特定したり、MyRAの機能の使い方をサポートすることはできますが、外部プラットフォームを使用したポリゴンファイルの作成をお手伝いすることはできません。

これで登録段階が完了し、次に進むことができます。

3.農場向け認証申請

組織の登録が完了し、認証の基盤となる設定が整ったところで、次は認証申請の準備をする段階です。この段階は、管理者が行った準備作業と、認証機関との連携という次のステップを橋渡しするものです。

以降のセクションでは、認証申請を完了するためのステップを順番に説明していきます。

3.1 認証の範囲の確認

認証機関が見積もりを作成したり審査の計画を立てたりする前に、認証の範囲について理解する必要があります。認証範囲とは、認証保有者の認証が適用される一連の活動、プロセス、関係者、製品を指します。

範囲を確認するには、以下の手順に従ってください。

手順1 認証範囲にアクセスする

レインフォレスト・アライアンスのダッシュボードから、「申請 [Application]」セクションまでスクロールし、「認証範囲の確定 [Complete Certification Scope]」と書かれたタイルをクリックします。

この時、MyRAの認証情報(登録済みメールアドレスとパスワード)の再入力が求められる場合があります。

ログイン後レインフォレスト・アライアンス認証プラットフォームにリダイレクトされます。ここが、認証機関に提出するデータを扱う主なポータルサイトです。

このプラットフォーム内の情報の多くは、MyRAの設定段階ですでに入力済みのものです。

手順2 認証範囲に関する質問票の入力

レインフォレスト・アライアンス認証プラットフォームにログインしたら、ウェルカムバナーの下にある「認証の準備 [Certification Preparation]」セクションの「認証の範囲 [Certification Scope]」をクリックします。

組織および拠点の設定時に提供していただいたデータが入力されている質問票が表示されます。

行うこと:

  • 各項目をよく確認してください

  • 事前入力されていない質問がある場合は、適切な回答をクリックして入力してください。以下は「第一バイヤー」の質問の例です。

  • 既に入っているデータは変更しないでください。修正が必要な場合はMyRAの該当セクションに戻り、情報を更新して再提出してください。その後、この画面に戻って確認してください。

  • 内容が全て正しいことを確認したら、「送信 [Submit]」をクリックします。

その後、「自己査定の終了 [End of Self-Assessment]」ページに移動します。ここでは以下の操作ができます。

  • 認証機関に向けたコメントや補足情報の追加

  • 提供情報が正しいことを示す確認チェックボックスにチェックを入れる

  • 再度「送信 [Submit]」をクリックして確定

処理に関する注意

提出後、「認証の範囲 [Certification Scope]」の項目は、RACPダッシュボードの「認証の準備」セクションには表示されなくなります。

これはデータが処理中であることを示す正常な動作です。進捗状況がシステムに反映されるまで、数分かかる場合があります。

この段階で、認証範囲は確定したものとみなされ、見積もりおよび審査計画策定プロセスのために情報が収集・保存されます。

3.2 要件の閲覧とダウンロード

認証範囲を提出すると、プラットフォームは自動的にカスタマイズされた要件のリストを生成します。これは認証申請フォーム(CAF)の一部として、完了させなければならないものです。

これらの要件は、提供された情報に基づいて、貴組織が持続可能な農業基準第1.4版を満たすために必要な事項を反映したものです。これらの要件リストがプラットフォーム上で確認可能になるまで、通常数分かかります。

要件にアクセスする方法:

  1. レインフォレスト・アライアンス認証プラットフォームのメインメニューを開きます

  2. 「被審査者ポータル [Auditee Portal]」のすぐ下にある、「要件 [My Requirements]」をクリックします

  1. 認証プロセスに適用されるすべての要件の一覧が表示されます

認証の種類に対応する「認証サービス [Certification Service]」(基準) を選択するよう求められる場合があります。これはページ上部のドロップダウン から選択できます。

選択すると、画面は認証の種類・範囲に合わせてカスタマイズされた要件リストに更新されます。

エクスポートと確認

要件リストを確認したら、エクスポートボタンをクリックしてコピーをダウンロードします。

申請の最終段階に進む際の参考資料として、この文書を保管しておくことをお勧めします。

3.3 認証申請書(CAF)の記入と提出

指標データを提出したら、次に認証申請書(CAF)を完成させます。この申請書は、組織に関するすべての情報を体系的な要約にまとめます。認証機関はこの要約を、見積もりおよび審査計画策定の過程において審査・活用します。

手順1:CAFにアクセスする

  • MyRAに再度ログインし、「認証 [Certification]」タイルをクリック

  • 認証ページに入ったら、「認証申請フォームに記入する [Fill in Certification Application Form]」タイルをクリックし、レインフォレスト・アライアンス認証プラットフォーム(RACP)にアクセスします

  • RACPダッシュボード内の「認証の準備 [Certification Preparation]」セクションから

  • 「認証申請フォーム [Certification Application Form]」をクリックします

手順2:申請フォームを記入する

「認証の範囲 [Certification Scope]」と同じ形式の質問表が表示されます。

  • 質問票をスクロールし、項目を確認します

  • 右側の「回答 [responses]」欄をすべて記入し、必要な詳細事項がすべて入力されていることを確認します

  • 全て入力できたら、「保存して検証 [Save and Validate]」をクリックします

回答漏れなどのエラーがある場合、エラーを通知する赤い警告バーが表示されます。

すべての情報が正しく入力されていると、すべてが正常であることを示す緑色の確認メッセージが表示されます。

最後に「送信 [Submit]」をクリックし、申請を確定させます。

手順3:CAF文書をダウンロードする

送信後、RACPダッシュボードに戻り、「文書 [Documents]」メニューを開きます。

そこで「レインフォレスト・アライアンス認証申請」というタイトルのPDFがダウンロード可能になっています。この文書は提出したすべての情報がまとめられたもので、認証機関が見積もりの段階で使用する重要な資料となります。

4.認証機関との契約手続き

準備作業と評価が完了したため、必要な情報の大部分はレインフォレスト・アライアンスのシステムを通じて提出済みとなっています。次のステップは、審査の実施と認証書の発行を担当する認証機関との契約手続きを開始することです。

プラットフォームはデータを一元管理し、またワークフロー全体の管理を支援しますが、契約手続きの一部はプラットフォーム外で、貴組織と認証機関の間で直接行われます。

各ステップを順番に、どの作業がシステム内で行われ、どの作業が認証機関との直接連絡・調整を必要とするのかを、明確に説明していきます。

注:このプロセスのどの時点でも、MyRAのダッシュボードに戻り、「認証範囲の確定 [Complete Certification Scope]」タイルをクリックすることで、再度レインフォレスト・アライアンス認証プラットフォームにアクセスできます。

4.1 認定認証機関から見積もりを取得する

注:この段階は、プラットフォーム外で行われます。認証機関と契約を結び、契約書に署名したら、プラットフォームに戻り、契約内容を確認して審査へ進みます。

CAF文書の末尾には、貴組織の地域および認証範囲に応じた認定認証機関の一覧が表示されます。

ここからできることは以下のとおりです。

  • RACPからコンピュータにダウンロードしたCAF文書を確認する

  • 選択した認証機関にメールで直接連絡し、CAF文書を提示する

  • 提出済みの申請内容に基づいて、見積もりを依頼する

1つ以上の認証機関から見積もりを受け取ったら、その内容を比較検討し、ご自身のニーズに最も適した認証機関との契約を進めることができます。

注:契約完了後、認証保有者は、認証周期の間のみ(つまり3年に1度のみ)、別の認証機関への移行が可能です。

4.2 認証機関との契約内容を確認する(ハンドシェイク)

希望する認証機関とプラットフォーム外で契約を結んだら、次に行うのはその契約をプラットフォーム上で登録することです。このプロセスは「ハンドシェイク」と呼ばれます。

ハンドシェイクは、貴組織と認証機関との契約が開始したことを示す重要なステップ です。

4.2.1 ハンドシェイク

以下は、ハンドシェイクの実施中および実施後に起こることです。

  1. 認証保有者による開始

    • RACP内でハンドシェイクを開始する役割は、貴組織(認証保有者)が担います。これにより、選択した認証機関が、貴組織の組織プロフィールにアクセスできるようになります。これには、提出した申請や指標データが含まれます。

  2. 認証機関側のアクセス

    • ハンドシェイクが開始されると、認証機関は審査のために貴組織が提供したデータの確認を開始できるようになります。

  3. 審査準備

    • 貴組織のプロフィールにアクセスすることで、認証機関はプラットフォームにアップロードされた正確なデータと文書を使用して、審査に向けた準備を十分に行えるようになります。

4.2.2 ハンドシェイクの開始方法

プラットフォーム内からハンドシェイクを開始するには、以下の手順に従ってください。

  1. MyRAにログインし、「認証 [Certification]」タイルに移動します。ボタンをクリックして「認証の概要ページ」を開き、そこから「範囲 [Scope]」のタイルまたは「認証申請フォーム [Certification Application Form]」タイルのいずれかをクリックして、RACPにアクセスします。

  1. RACPのダッシュボードが表示されます。画面上部にある「契約 [Contracts]」メニューをクリックします。

  1. 「持続可能な農業基準」のタブで、ページアイコンをクリックして新しい契約フォームを開きます。

  1. ポップアップフォームから、以下のように操作します。

    • 「認証機関」の欄にある人物アイコンをクリックして、締結済みの認証機関を選択します。

  • 次のページで、正しいサービス(基準)指定されている(持続可能な農業基準[農場])ことを確認してください。(誤ったサービス(基準)が表示されている場合は、カスタマーサクセス(customersuccess@ra.org)までご連絡ください。これは、貴組織の範囲における要件が誤っている可能性があるためです。)

    • 審査年、契約開始日(認証機関との契約を締結・入力した日)、およびサービス(基準)期間の契約終了日開始日からちょうど3年後)を入力します。

    • ページ上部にある「保存して閉じる [Save and Close]」をクリックし、このステップを完了します。

注:一度認証機関を選択すると、正式な申請を認証機関に提出しない限り、変更できません。そのため、上記の手順で正しい認証機関を選択することが極めて重要です。認証機関の変更に関する詳細は、「農場向け認証規則(Certification Rules for Farms)」をご確認ください。

認証機関は、RACP上で貴組織のデータにアクセスできるようになります。認証機関は審査の準備プロセスを進めます。この準備における最初のステップは「審査指示書 [Audit Order]」であり、これが作成されるハンドシェイク完了(貴組織との合意が成立)とみなされます。

認証機関と締結する契約最短期間は3年間であり、認証周期の長さに相当します。

貴組織と認証機関の関係については、「農場向け認証規則」で詳しく確認できます。認証保有者は、認証周期の間に限り別の認証機関への変更ができます。つまり3年に1度のみ、変更が可能です。

注:一部の国(ガーナなど)では、レインフォレスト・アライアンスの職員が、貴組織のプロフィールに認証機関を事前に割り当てる場合があります。ただし契約を確定するには、貴組織自身がハンドシェイクを開始する必要があります。

5.審査準備

審査を進めるには、農場に関する主要な情報を入力する必要があります。これには、農作物の種類や品種、農場面積、所在地、位置情報データなどの情報が含まれます。

これらのデータは、審査対象となる、また認証に含まれる貴組織の運営範囲を定義するうえで重要です。

以降のセクションでは、審査に向けた準備の手順を順を追って説明していきます。

5.1 農場情報の提供

認証機関が審査を実施するには、貴組織を構成する農場の数や構造を理解する必要があります。

そのため、MyRA内で農場情報を入力して提供します。

このマニュアルの2.1節でこの作業をまだ行っていない場合は、ここで完了させる必要があります。農場情報の入力手順については、上記の該当セクション(2.1節)をご参照ください。

5.2 指標データを報告する

指標データとは、農場の運営や組織がレインフォレスト・アライアンス持続可能な農業基準の要件をどの程度満たしているか反映する体系的な情報一式であり、このデータは認証機関が審査を実施する上で極めて重要なものです。

指標データはレインフォレスト・アライアンス認証プラットフォーム(RACP)上で入力します。多くの情報は、前の手順(例:登録や範囲の確認時など)で入力した内容に基づいて
、あらかじめ入力されています。そのため、ここで行う作業はそのデータを確認し、不足部分を記入し、提出することです。

5.2.1 FieldEntryの使用(任意)

すべての農場データを把握していない農場生産者団体向けに、レインフォレスト・アライアンスは「FieldEntry」というツールを導入しています。生産者団体が指標データの報告要件を満たすのを支援するツールです。

このツールは次の2つのコンポーネントで構成されています。KOBOとFieldEntryというWebアプリです。これらのコンポーネントは連携して動作するよう設計されており、農場生産者団体が団体構成員レベルでデータを収集し、レインフォレスト・アライアンス認証プラットフォーム(RACP)で指標データを集計・報告する作業を容易にします。

ツールの使い方については、こちらのマニュアルをご参照ください。

5.2.2 指標データ質問票の入力

手順1:認証プラットフォームにアクセスする

  • MyRAにログインし、「認証 [Certification]」タイルをクリックします。

手順2:指標データプラットフォームにアクセスする

  • 認証ページで、「準備 [Preparation]」というセクションまでスクロールしてください。

  • 指標データ [Indicator Data]」と表示されたタイルをクリックし、指標データのダッシュボードを開きます。

  • 指標データが表示された、新しいページにリダイレクトされます。

手順3:質問票の開始

  • 「全般 [General]」タブの「開始 [Start]」をクリックして、開始します。

  • 質問票のステータスは「進行中 [In Progress]」に変わります。

手順4:質問票の入力

  • 次へ [Next]」ボタンをクリックして、質問票への入力を開始します。

  • 各質問をよく検討し、必要な回答を入力してください。

  • 次へ [Next]」をクリックし、すべてのページを進めます。

  • 前のページに戻る必要がある場合は、いつでも「前へ [Previous]」ボタンをクリックしてください。

  • 最終ページで回答を入力すると、「次へ [Next]」ボタンは無効になり、「完了 [Complete]」のみ押せる状態になります。

  • すべての質問への回答が完了すると、メインの指標ダッシュボードに戻ります。該当する質問票のステータスが「完了 [Complete]」に更新されており、他の農場の質問票も閲覧可能になっています。

注:未入力の項目がある状態で「完了 [Complete]」をクリックすると、その項目が赤色でハイライト表示されます。

手順5:必要に応じて繰り返す

  • 組織に複数の質問票がある場合(設定によって異なる)、各農場ごとに同じ手順を繰り返します。

手順6:レビューへの提出

  • すべての質問票の記入が完了したら、「検証確認を依頼 [Request to Review]」 をクリックし、指標データを評価するために提出します。

  • 農場の質問票の下部に、提出したすべてのデータのサマリーが表示されます。

指標データが提出されると、認証機関がデータを閲覧できるようになり、貴組織の申請内容の検証および審査計画の準備を開始できるようになります。

5.2.3 質問票の修正方法

認証機関が何らかの調整や修正を必要とする場合、その旨の通知があります。

認証機関が質問票を再び編集可能な状態しますので、貴組織は上記の手順に従って該当する質問票に戻り、データを修正する必要があります。

5.2.4 指標データ報告書のダウンロード

貴組織が提供したデータのPDF文書は、右上にある「PDFをダウンロード [download PDF]」ボタンをクリックしてダウンロードできます。オフライン時やデスクから離れている際の参照資料として使用できます。

以下はプロセス全体の概要です。

5.3 リスク査定の完了

リスク査定とは、レインフォレスト・アライアンス基準の要件に適合しているか、また期待される持続可能性の成果の達成に影響を及ぼす可能性がある問題を特定・分析するための体系的なプロセスです。レインフォレスト・アライアンスは、この分析を支援するリスク査定ツールを開発しました。

このツールはグローバルなGIS(地理情報システム)と連携しており、前の手順で提供した農場の位置データを使用して、特に森林破壊や保護区域への侵入といった持続可能性リスクの兆候を早期にチェックします。

各農場単位は上記2種類のカテゴリーについて、「低リスク」「中リスク」「高リスク」のいずれかの評価を受けます。低リスク(緑):0%、中リスク(オレンジ):1.2%まで、高リスク(赤):1.2を超える重複です。

この査定は、認証プロセスの初期段階で非常に重要な役割を果たします。また、審査が予定される前に高リスクの場所を検出するのにも有効です。

リスク査定では、審査準備中にアップロードした位置情報ポイントとポリゴンファイルを使用します。また、各農場単位が以下の点が確認されます。

  • 陸上に位置していること

  • 認証の範囲に含まれる国の中にあること

  • 同じ組織内の他の農場単位と重複していないこと

EUDR検証

リスク査定と並行して、システムはEUDR検証のチェックを行います。この検証では、座標の小数点桁数が正しいこと、および4ヘクタール以上の農場がポリゴンデータをアップロードしていることを確認します。

リスク査定が正常に完了すると、EUDR検証の結果も表示されるようになります。この検証は、EUDR1およびEUDR2の要件に関連しています(下の図を参照)。

注:EUDRや農場に関する要件については、レインフォレスト・アライアンスのKnowledge Hubに掲載されているこちらの文書をご確認ください。

5.3.1 リスク査定の見つけ方

以下では、リスク査定ページにアクセスする2通りの方法を説明しています。

オプション1:農場ページからアクセスする方法

  1. 認証(Certification)ダッシュボードに進みます。

  2. 農場(Farms)タイルを開きます。

  1. 画面左側のパネルにあるリスク査定(Risk Assessment)タブをクリックしてください。

オプション2:認証(Certification)ダッシュボードからアクセスする場合

  1. 認証ダッシュボードから、「準備 [Preparation]」というセクションまでスクロールします。

  2. リスク査定 [Risk Assessment]」タイルをクリックします。

5.3.2 EUDR検証のための農作物同期

「リスク査定を開始 [Start risk assessment]」の横に「EUDR用に作物を同期 [Sync crops for EUDR]」というボタンがあります。

EUDR検証を選択した場合、または検証が義務付けられている場合、農場から農場単位へ作物(情報)を同期できます。

このデータを同期する方法は3つあります。

方法1:

「リスク査定を開始 [Start Risk Assessment]」ボタンの横に表示されるボタンをクリックしてEUDR用に作物を同期します。このボタンは農作物がカカオまたはコーヒーの場合に有効になります。

方法2:

農場タブ内にある「農作物を農場単位にコピー [Copy crops to Farm units]」ボタンを使用して、農作物を同期します。

方法3:

農場をクリックし、農場単位の概要ページに移動します。右上にある「農場単位に農作物を同期する [Sync crops to farm units]」ボタンをクリックします。

5.3.3 リスク査定の実行

  1. リスク査定ウィンドウで 「リスク査定を開始 [Start Risk Assessment]」をクリックします。

  2. 査定が開始されたことを知らせるポップアップが表示されます。このメッセージを閉じます。

  3. ステータスが「進行中(進行中]」に更新されます。

システムが農場データの分析を開始します。

分析が完了すると(通常、約10分かかります)、ステータスが変更され結果が表示されます。

5.3.4 リスク査定結果の理解

各農場単位について、以下の項目が評価されます。

  • 重複チェック:合格 / 不合格

  • 陸地上チェック:合格 / 不合格

  • 国境内チェック:合格 / 不合格

  • 森林破壊リスク:高 / 中 / 低

  • 保護区域リスク:高 / 中 / 低

結果がすべて問題ない場合、プラットフォームに確認用のサマリーが表示されます。

問題がある場合、不合格(failure)項目の詳細が表示されます。その解決方法については、以下で詳しく説明します。

5.3.5 リスク査定の問題点の確認と修正

リスク査定の結果を表示するには、

  • リスク査定を開始したページを下にスクロールします。

  • 結果は農場単位ごとに一覧表示され、合格と不合格が示されます。

    • 無効なジオメトリーエラー:合格 / 不合格

      • 重複チェック

      • 自己交差

      • 短いセグメント

      • トポロジーエラー

      • スパイク状形状

      • 重複ポイント

    • 陸地上チェック:合格 / 不合格

    • 国境内チェック:合格 / 不合格

いずれかのチェックで不合格となった場合、以下をことを行ってください。

  • 農場の作物や農場単位、またはポリゴンファイルのデータを確認・修正してください。

  • 座標、ポリゴン形状、農場境界正確であり、過去に提出済みのデータと一致していることを確認する必要があります。

  • 修正後、更新したデータを再アップロードし、リスク査定を再度実行してください。

すべての問題が解決するとリスク査定は合格となり、認証プロセスの次のステップに進むことができます。

この情報はRACP上で認証機関にも表示されるようになるため、ダウンロードは不要です。

5.3.6 審査準備が整ったことを認証機関へ通知する

上記の手順をすべて完了すると、システムには認証機関が審査作業を進めるために必要なデータがすべて揃った状態になります。

希望する連絡手段(メールまたは電話)で認証機関に連絡して、必要な手順を完了したこと、そして審査を開始する準備が整ったことを伝えてください。

6.審査および認証プロセス

6.1 審査計画の受領

認証機関と契約を締結すると、認証機関は貴組織が提出した情報を確認し、審査計画を作成します。
この計画は、認証機関がどのように審査を実施するかが記載されたものであり、プラットフォーム経由ではなく、貴組織に直接送付されます。

審査計画には、以下の情報が含まれます。

  • 審査予定日

  • 審査の予定期間

  • 期間中の活動内容

  • 審査対象となった農場または拠点

以下のことを行う必要があります。

  • 計画内容を慎重に確認する

  • 計画を承認するか、変更が必要な場合は認証機関に連絡する

両者が計画に合意すると、認証機関は審査を実施します。

注:審査計画に関するすべてのやり取りは、プラットフォーム外で、貴組織と認証機関の間で直接行います。

手順

内容

貴織織の対応

1

認証機関が、貴組織が提出した情報を確認する。

修正が必要な場合を除き、対応は不要。

2

認証機関が提出情報を元に審査計画を作成する。

計画が送られてくるのを待つ。スケジュールは「農場向け審査規則」で確認可能。

3

認証機関から(プラットフォーム経由ではなく)直接、審査計画書を受領する。

メールなどの通信手段を確認する。

4

審査計画を慎重に確認する。

計画を承認、または変更が必要な場合は認証機関に連絡する。

5

最終版について、貴組織と認証機関の双方が合意する。これはRACPでも対応可能。

承認を確定する。

6

審査が開始する前に、認証機関からいくつかの書類を提出するよう求められる。詳細は「農場向け審査規則」を参照。

連絡がない限り、追加の対応は不要。

6.2  不適合の処理と是正完了のプロセス

審査プロセスのこの段階で、認証機関は審査を完了し、貴組織が選択したレインフォレスト・アライアンス基準に適合しているかどうかを確認しました。

もし貴組織が完全には遵守していない箇所が見つかった場合、以下の対応が必要です。

  1. その不適合を解消するためにどのような対応を行うかを説明すること。

    1. 規則では、審査で特定された不適合に対処するために従わなければならないすべての手順を定めています。認証規則の第3.2項をご参照ください。

  2. 再発防止のためにどのような取り組みを行うかを共有すること。

認証機関は提出された是正措置案を確認し、それが十分であるかを確認します。また、是正措置の実施後、不適合が解消されたことを証明するための証拠の提出も求められます。

是正措置計画とその裏付けとなる証拠の両方をRACPプラットフォームから提出してください。

是正措置を提出するには、以下の手順に従ってください。

手順1 RACPプラットフォームへログイン

RACPプラットフォームにログインします。

  • ダッシュボードで 「所見 [Findings]」 セクションに移動します。このセクションでは、審査後に審査員が作成した審査報告および所見が確認できます。ここには遵守事項と不適合事項の両方が記載されています。

  • 貴組織の審査に関連する初見をダブルクリックします。すると、報告書の詳細画面が開きます。

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手順2 審査所見の確認

報告書を精読してください。貴組織が不適合であった各管理点について、意見(説明)を行うことが求められます。「認証規則」に記載されている情報と同じ情報を提示し、根本原因分析、是正措置、是正行動の一貫性を確保します。

  • 根本的原因の分析:不適合が発生した根本的な理由を説明します。これは単なる表面的な問題ではなく、その問題を引き起こした仕組みやプロセス上の欠陥を特定するものです。

  • 修正:不適合を速やかに修正し、状況を適合状態に戻すための即時の対応策を記述します。

  • 是正措置:不適合の根本原因に対処し、再発を防止するための長期的な解決策を記述します。

以下の画像セクションを参照してください。

是正措置の説明をここに入力してください

手順3 必要な文書や証拠の添付

プラットフォームでは、認証機関と共有するために文書を添付することができます。例えば、不適合の是正を証明するために、問題が解決されたことを示す各種の補足書類や画像を添付することができます。これらの添付資料は、認証機関が是正措置が効果的に実施されたことを確認するのに有用です。

  • ファイル [Files]」タブから、所見に添付したいファイルをアップロードします。

手順4 是正措置の提出

必要な情報をすべて入力したら、認証機関へ提出する必要があります。

  • 画面右上のドロップダウンパネルから「是正措置を送信 [submit corrective action]」を選択し、「実行 [Execute]」ボタンをクリックして送信します。

送信後、RCAPダッシュボードに戻ると、対応した(不適合の)所見が一覧から消えています。これで認証機関が確認のために閲覧できる状態になりました。

不適合が確実に解消されていることを確認するために、必要に応じて追加情報を求めることがあります。すべての不適合が解消されて初めて、認証機関は認証の決定を行います。

6.3 認証書を表示する

このセクションでは、プラットフォーム上で認証書にアクセスし、確認する方法を簡単に説明します。
認証書のステータス確認、重要な日付の確認、共有用のコピーのダウンロードなど、このガイドでは必要な情報をすべて見つける手順を案内します。

認証書を表示およびダウンロードする手順

  • 通常のログイン情報を使ってMyRAプラットフォームにログインします。

  • ダッシュボードが表示されたら、「推奨サービス [Recommend Services]」セクションを探します。

  • 認証 [Certification]」タイルをクリックすると、認証の詳細ページに移動します。

  • 新しいウィンドウが開き、レインフォレスト認証プラットフォーム(RACP)に移動します。

  • 認証ダッシュボードが表示されたら、「認証 [Certificates]」セクションが表示されるまで下にスクロールします。

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  • 「認証 [Certificates]」セクションの中から、ダウンロードしたい認証書を探します。

  • 「ダウンロード [Download]」ボタンをクリックします(列の先頭にある、メダルのシンボルのアイコンです)。

  • 認証書はPDF形式でデバイスに直接ダウンロードされます。

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注:認証書にはQRコードが含まれています。モバイル端末でコードをスキャンすると、別の画面で認証書をすぐに表示でき、共有や簡易的な参照に便利です。

7.認証範囲の拡張

認証範囲の拡張とは、有効なレインフォレスト・アライアンス認証に対して行うを公式な更新手続きであり、新しい農場や農作物、拠点の追加、認証数量の増加など、事業運営における重要な変更を反映させるためのものです。これにより、認証が正確で信頼性があり、レインフォレスト・アライアン基準に適合した状態に保たれます。

7.1 認証範囲の拡張を理解する

以下は、単一農場、複数農場、または農場生産者団体として、理解しておくべき認証範囲拡張に関する特定の側面です。

7.1.1 範囲の拡張とは?

認証範囲の拡張とは、組織の業務内容に重大な変更があった場合に、認証内容を更新する正式な手続きです。これにより、既存の認証が失効する前に、認証数量の増加追加の農場または拠点新しい農作物新しい活動トレーサビリティレベルの変更などといった新しい要素を追加できます。

7.1.2 範囲拡張が必要な理由と時期とは?

以下の場合には、認証範囲の拡張を申請する必要があります。

  • 認証対象の数量面積、または団体構成員数が増加する場合

  • 新たな農作物拠点加工活動を追加する場合

  • トレーサビリティレベルを変更する場合(例:マスバランスから同一性保持など)

これらの変更はMyRA上で更新する必要があり、変更のリスクや規模応じて、拡張審査(extension audit) が必要となる場合があります。

7.1.3 拡張は誰が開始するのか?

農場認証保有者である貴組織が、範囲拡張の開始に責任を負います。

数量、農場、農作物の追加など、事業内容に変化が生じた場合、以下の手順を実行しなければなりません。

手順1:認証機関(CB)へ通知する        

認証範囲を拡張する予定であることを認証機関に知らせます。これは調整と、

拡張審査が必要かどうかを判断するために不可欠です。

手順2:MyRAで詳細情報を、RACPで認証範囲を更新する

  • 上記マニュアルの「認証登録 [Register for Certification]」セクションに記載されている手順に従い、認証拡張に必要な情報(例:数量、農場情報、作物情報など)をMyRAに入力します。

  • 「認証範囲の確認 [Confirming the Certification Scope]」セクションに記載されている手順に従い、RACP上の認証範囲 [scope form] を更新します。

手順3:認証機関が更新された認証範囲を受領できるようにする

関連するすべての変更が範囲(scope)に反映されていることを確認します。

認証機関が、変更内容に基づいて拡張審査を実施する必要がある場合、認証機関は審査指示書(audit order)を作成し、初回認証監視審査と同様の手順で審査を実施します。

審査が不要な場合は、認証機関はプラットフォーム上で認証の拡張を承認します。また更新された認証書を受領次第、メールで通知されます。

7.2 農場向け拡張オプションと審査実施の条件

拡張タイプ

条件

審査が必要となる場合

数量 / 面積 / 団体構成員

増加率は年間30%未満であること

10%以上の増加またはリスクが特定された場合

新しい農作物

作物固有の規則が適用される場合あり

当該作物の栽培が範囲に含まれる場合は常に必要

トレーサビリティレベル

RAの規則に沿っている必要がある

マスバランス(MB)、完全分離(SG)、同一性保持(IP)間で変更する場合は常に必要

新しい拠点

制限はないが、複数拠点の場合追加要件あり

リスクが特定された場合のみ

新しい活動(例:加工処理)

活動固有の要件が適用される

リスクが特定された場合のみ

拡張機能の詳細については、「農場向け審査規則」および「農場向け認証規則」をご参照ください。

8.認証機関の移管申請

認証機関の移管とは、ある認証機関から別の認証機関へ、認証監督の権限を移すことです。この手続きによって、審査および適合性監視を担当する組織が変わっても、認証の有効性と正式性は維持されます。

認証の完全性を保つため、認証機関の変更に関する詳細は、 「農場向け認証規則」 をご参照ください。正しい手順に従って手続きを開始し、新しい認証機関と明確に連絡を取ることが重要です。

手順

内容

対応者

1

希望する新しい認証機関に連絡し、移管を依頼する。

貴組織

2

この依頼はプラットフォーム外で行う。メールまたは電話で連絡可能。

貴組織

3

新しい認証機関が依頼内容を確認し、移管手続きを開始する。

新しい認証機関

4

新しい認証機関が、現在の認証機関に連絡し、プラットフォーム内での移管手続きを進める。

新しい認証機関